光学の基礎
テレセントリックレンズと通常レンズの違い
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高精度測定にテレセントリックレンズが不可欠な理由を、遠近誤差から解説します。

通常(エントセントリック)レンズは物体距離によって倍率が変化し、近いほど大きく写ります。これが遠近誤差です。寸法測定では数ミリの高低差や配置ずれだけでパーセント単位の誤差が生じます。
テレセントリックレンズが誤差を排除する仕組み
物体側テレセントリックレンズでは主光線が物体側で光軸と平行になるため、被写界深度全域で倍率が一定に保たれ、ワークが前後しても像の大きさは変わりません。両側テレセントリックでは像側もテレセントリックにすることで、カメラ取付位置への感度もさらに低減します。
通常レンズで十分な場合
位置決め、バーコード読取、有無判定など絶対寸法に依存しない用途では、コストパフォーマンスに優れた FA 固定焦点レンズが適しています。